2016年7月21日木曜日

ラッシュガード

小中学校も夏休みに入り水辺の活動が忙しい時期にはいりました。
先日の3連休では各地で水難事故が発生しています。
ライフジャケットの着用はテレビ等の情報番組やニュースで報道されていますのでここで改めませんが、
勘違いされていることの多い服装について紹介したいと思います。


水辺で使用されるラッシュガード
水辺のアウトドアツアー(ラフティング。キャニオニング、シュノーケル、ダイビング)では、未だに
「ラッシュガードをお持ちの方は着ていくと保温性があります」と説明しているツアースタッフはたくさんいます。

ラッシュガードは保温性を高めた素材を使用して作られた商品もありますが
低価格で購入出来るラッシュガードのほとんどは紫外線予防、外傷予防と考えてもらう方が良い。
水を浴びる事が多いレジャーでは着用すれば返って体温を奪われ寒くなります。

下の画像は両者とも1000円前後で購入出来る着用できるラッシュガード(ナイロンシャツ)です。


ホームセンターや職人の店でも購入が出来ます。
水辺に入ることが多い場合には画像の左(オレンジのミシン目)の物をお勧めします。
内側は起毛素材になっています。
外で活動される方が冬場に下着として着用するものですが低価格で充分な働きをしてくれます。
特に夏でも水温の低い川等の活動ではお勧めです!!




水上オートバイ

先日、水辺の活動において水上バイクについて少し投稿しました。

先日、学生が操縦する水上バイクに衝突する事故や
ジェット噴流の水圧を受け身体の開口部から水が浸入し負傷する事故が増加傾向にあるとニュースで報じていました。

道のない水面では少し操れると操縦出来る気がします。
原付バイクと同じように思いがちですが、操縦するとやはり全く違う乗り物です。

物を使いこなすことで便利に使えますが、使い方を間違えた時のしっぺ返しが大きいと改めて感じます。

私の年齢から考えてもチャンスは少ないのですが趣味で終わらせず事故を減らす教える立場に来年の夏には間に合えばと目標をおいています。





2016年7月10日日曜日

滋賀県にて

滋賀県内の消防の方より依頼がを受け、滋賀県の瀬田川で急流救助講習を行いました。

琵琶湖より流れる瀬田川、洗堰からの放流量は180トン

流れの速さはもちろん、泳いでいても水圧の大きさを感じ、エディラインでの沈み、
参加された方にとっては良い経験だったと思います。

川幅など状況には寄りますが泳ぐ、手漕ぎボート(ラフトボート)と言う人力の方法では限界に近いかなと感じました。
ライブベイトレスキューではロープを保持することも困難、保持出来たとしても救助者、要救助者も水中に引き込まれる。
テザーシステムでもロープを保持するのがやっと。
人力と動力船使用の境界線が見えたように感じました。





2016年7月5日火曜日

動力付きの水辺での活動

気付けば2ヵ月も更新をしていませんでした。

ロープレスキュー、リバーレスキュー講習はこれまで通りに行っていました。
今週も来週も出張講習の依頼で活動してきます。
9月以降も開催が決定している講習も有りますのでご検討されている方はお問い合わせください。



さて、上記写真は趣味で終わらせるつもりはなく、現在、動力付きの船を基本的な事から学んでいます。
レスキューの分野に行くまでには、まだ少し時間が掛かりますがまずは、これまでの講習経験を生かして資格取得をサポートする側に進んで行ければと思っています。
最終的には動力を使ったレスキュー分野までを目標にしています。
レスキュー講習等の仕事の合い間に勉強しております。教える事は改めて難しいと言うより、知識と技術の習得が大変ですね。
状況や環境が違えば考え方など何から何まで違いが有り、偉そうにも普段お伝えしている事が出来ない自分がいます。

動力の付いた船は、操船技術だけでは危険の回避が行えない。
船舶免許資格取得は時間も掛からず、さほど難しいとは思いません(個人差はあります)が、それだけに考え方があまくなりがちかと思います。
事故を減らす意識を高めて行く事を伝えて行ければ良いなと思いますが、さて、その立場になる事が出来るのか、趣味で終わってしまうのか。
来年の春までに間に合えば良いのですが・・そんなに簡単ではないですね。