2016年8月23日火曜日

環境の変化

北海道に3つの台風が上陸。

1シーズンに3つの台風が上陸したことは統計開始以来初との事。

これまで、経験した事が無くても生活に変化が現れると環境が変わりだす。

その環境の変化による影響が地球を温暖化に大雨を降らしているなら、これまで被害が無い地域でも当たり前に起こる。


講習で伝える「古い考えに固執しない!」と言うのは、こう言うことも一例です。

これまで、川の氾濫などの被害が無い地域も今後は起こる可能性が十分に考えられる。

生活環境が変われば、それにともなって新しい自然災害が起きてもおかしくない。

その為の備えが必要と言う事が、事前計画です。





2016年8月1日月曜日

川の事故

川の事故が相次いでいます。

川の対岸へ渡ろうとして。深みにはまる。等と報道されています。

川で遊んでいるとなぜか、対岸まで渡ろうと冒険心が生まれ勝手に対岸を目標として泳ぎたくなる。
これは動物の本能的な動きなのかどうかは分かりませんが、
この様な状況で溺れてしまうのは、流れの無い場所と流れのある場所の境界線に出来る渦の影響で僅かに沈められ水をのみパニックに陥るのかと思います。
一口分の水がいきなり入ってくると焦りますね。これは20年以上の川での経験がある自分でも同じです。
水を飲み焦りがある中で2秒も水に入っていると死ぬかもと余計にあせります。

各地で「浮いて待て!」と言う講習が行われ事故防止に努められていますが、なかなかその状況まで精神を安定させる事が難しいですね。
結果的にはライフジャケットを着用して水に入りましょうと言うことになるのです。

川は海のような浮力はない、プールのように止まった水では無い、常に高い位置から低い位置に流れ複雑に流れ動いています。
プール感覚で泳がない、川に入らないですね。


深みにはまることもあると思いますが、急激に深みにはまるだけでは無いように思います。
川は流れがあり水には質量があるために水圧が発生します。
膝程の深さで安心していても、足に踏ん張る力が無ければ僅かな力で流されていまいます(雪面やアイススケートリンクでは大きな男の人でも少し押されれば踏ん張ることが出来ないのと一緒です)。苔が生えた岩場に足をおきバランスを崩せば、膝までしか受けていなかった水圧が体全身でその水圧を受けることになります、その結果簡単に流されてしまい深みに流されているように思います。先日、荒川で女子大生が川を渡ろうとしてと言うのは泳いで渡ろうとしてなのか分かりませんが、下見が目的、女子大生と考えると泳いでではなく歩いて渡り足の踏ん張りが効かなくなったのではと考えてしまいます。

水中では陸上のようにバランスよく歩けない、これも20年以上の経験ある自分でも同じです。

水辺でのシューズ・サンダルとして一般的に販売されているものは保温性が高い、速乾性がある、水抜き穴がある、ソールが厚く踵がしっかり固定され運動性能が高く陸上でも。と言ううたい文句が殆どです。活動シューズの購入を検討されている方はご遠慮なくお問い合わせ下さい。