2017年4月29日土曜日

浅瀬横断・水辺用シューズ

たまたま目に付いたYOUTUBEを見てみたら、下記の動画が。



少し補足すれば、気付いた時には目の前に鉄砲水が来た、瞬時に行えた行動が縦一列になることが精一杯だった言う状況でのことだと思います。
状況はその時でなければ分からないので、少しでも移動出来れば、まださらにリスクを減らす方法はありますが、この状況でも足場の踏ん張る位置が確保出来るか出来ないかでは大きな違いがあります。確保出来ればより限界値を高める事が出来ます。




動画でも紹介されているリバーレスキューの方法の一つとして、画像の様に縦に並んだり、ピラミッドの様に並んだりと有りますが、これらの形を作るだけでは限界値を上げるには不十分で、足元の安定感をどれだけ高めることが出来るかになります。装備です。踏ん張りの利く水辺用のシューズが必要になります。

水辺のシューズの多くは、ネオプレーン素材で保温性が高く、しっかりと固定(マジックテープや紐で)される物は多くありますが、濡れた岩場での活動では、これだけでは不十分で苔に強いグリップ力のあるシューズはフェルトソール以外には殆ど使用したことがありません。ただしフェルトソールは苔上では期待できますが、その他の状況では劣る部分があります。私の知る限りでは下記のシューズ以上の物は無いと思い販売を開始しました。



ウォーターテニー



キャニオニア3


レスキュー3 スィフトウォーターレスキュー講習(SRT-1)
岡山県岡山市 旭川
滋賀県大津市 瀬田川
広島県三次市 江の川
大分県豊後大野市 大野川






2017年4月6日木曜日

レスキュー3 レスキュー講習 in 大分県

今年度 九州は大分県でレスキュー3 リバーレスキュー講習及びロープレスキュー講習の日程を組みました。

実技講習会場
大分県豊後大野市のリバーパーク犬飼

リバーレスキュー講習
2017年6月13日~15日 3日間


ロープレスキュー講習
2017年10月31日~11月2日 3日間



詳しくは上記をクリックして確認して下さい。

先月は鹿児島県姶良市にてロープレスキュー講習を行いました。
すごく勉強になった等と有難いお言葉を頂いています。

是非、この機会にご参加頂ければと思います。
また6名以上の参加がある場合には日程の調整も行いますのでご遠慮なくお問い合わせ下さい。

2017年4月4日火曜日

スローバック

本日は気温も一気に上がりました。

以前は積極的に行っていたラフティングガイド業務もここ数年の活動も随分少なくなりました。

4月に入り、あちらこちらでラフティング会社が営業をスタートしているようです。

水辺での活動の必須アイテムのスローバックを更新しました。




腰付けタイプは両手が自由になる為に川では泳ぐ時に邪魔になりません。
また使用する時は両サイドのバックルを取外す事で、ベルトは腰に残り、バックは引っ掛かりが少なく特に急流下では有効的です。

水辺でのレスキュー活動では必須アイテムのスローバック。
河川救助においてはリバーレスキューベストオブツールと呼ばれています。

ロープは視認性が良いイエロー。
素材のポリプロピレンは水に浮きます。
ロープ径はバランスの取れた9.5mm。
※ロープ径は太ければ重く、細ければ水圧によっては保持しにくくなります。

メッシュ生地を下面に備える事で水切りの良く乾燥も早い。
バック開口部は大きくロープ収納が容易です。
側面には浮力体を備え水中への沈みを少なく水圧を受けにくくしています。
腰部は緊急時の取り外しの良いクイックリリース。
両サイドのバックルはバックのみの取外しが出来ます。


ロープ径:9.5mm
ロープ素材:ポリプロピレン
ロープ強度:9.5kN
バックカラー:緑
※画像は青っぽく写っていますが緑になります。

スローバックレスキューはただ投げる行為で非常にシンプルなレスキュー方法ですが、10mを超える目標物に投げるにはキャッチボールの様に胸に目掛けて投げるのは簡単ではありません。12mを超えると男性の方でも要救助者に的確に投げれる確率は低くなります。


※18m
長くない分、軽く的確に投げやすい。
ロープバックへの収納が早く次の行動へ移行が早い。
救助関係者やラフティングガイドやカヌーインストラクターの個人装備向け

※22m
ロープが長い分、限界幅が大きい。
肩の強い男性向け。
足場の良い場所での使用。

2017年4月3日月曜日

セカンドステージ

新たにロープワーク講習セカンドステージを追加しました。

アリゾナボーテックスを使用したフレーム講習(支点作成)です。
ロープを使用して降下上昇するには支点無しでは行えません。支点を活動しやすい場所に作成する事で安全かつ効率の良い活動が行えます。
弊社のファーストステージの様な基本的な項目を理解していることが対象になります。

支点作成の知識と技術を高めることで活動幅が広がります。
2名以上の参加希望があれば日程調整後にいつでも開催可能です。



ロープレスキューを基礎から習得したいた方は、ファーストステージ、セカンドステージ連続しての参加でより理解が深まります。
他府県等の出張講習も承ります。ご遠慮なくお問い合わせください。

ポシビリティ合同会社
財田拓弥(さいたたくや)
mail@possibility-r.com